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札幌初×学生発の映画祭。

試される映画祭(SAPPORO International Students Short Film Festival)は、札幌初の国際学生映画祭です。

学生主導のこの企画、先行きは不透明ですが、北海道に限らず、全国の学生映画を発掘して世界に届けたいという意気込みで進めております。

芸術・文化の街、札幌。そんな札幌には、クリエイターの卵である学生クリエイターがたくさんいます。もちろん、総合芸術である「映画」をつくる学生もたくさんいます。しかし現在、札幌には学生がつくった映画を発表する場がほとんどありません。さらに、札幌以外、例えば東京や京都の学生が作った映画を札幌で鑑賞する場はありません…。

つまり、自らの作品を発表する機会も、他人の作品を鑑賞する機会も限られているのが、札幌における学生映画界の現状なのです。こういった現状が関係しているのか定かではありませんが、ここ数年で札幌圏内にある大学の映画系サークルは減少しています。

大学の映画系サークルは学生映画界を支えるためにも必要不可欠な存在です。このままでは、札幌の学生映画界は衰退していくばかりです!


「学生がつくった映画を、札幌の映画館で上映したい!」

「このままではいけない。いま必要なのは、札幌の学生映画界を支える存在だ!」

そう考えたのが私たち、札幌で映画をつくっている大学生です。「札幌からクリエイターを発掘したい!全国の学生映画を札幌で広めたい!」そんな想いに共鳴した大学生が集まり、実行委員会を形成し、2016年春から「試される映画祭」のプロジェクトが始まりました。


こうして始まった「試される映画祭」のプロジェクト。実行委員会のメンバーは全員学生です。学生である以上、運営における経験不足が露呈することもしばしばですが、社会人とは違い、何のしがらみもなく、フットワークが軽いという側面もあります。今年の6月には約2ヶ月という短い準備期間にも関わらず、「試される映画祭2016」のプレイベントを北大祭で実施し、何とか252人のお客様にご来場頂くことができました。


そしてディノスシネマズ札幌劇場で開催した「試される映画祭2016」の本祭では、102人のお客様にご来場頂き、なんと満席の大盛況となりました!

「来年も開催して欲しい」という声も多く頂きました。嬉しい限りです。


実行委員一同、継続して映画祭を実施していけるよう、一致団結して努力していきたいと思っております。今後も応援の程、よろしくお願いいたします。